【1日3食は本当に必要?】最新科学で読み解く食事回数の真実と健康的な食習慣とは

昔から「1日3食しっかり食べなさい」と教わって育ってきましたよね?

私も当たり前のように、朝昼晩と1日3回の食事をしていました。

しかしある日、SNSで見かけた「1日3食は食べすぎ」という投稿をきっかけに1日1〜1.5食の生活に変えてみたところ、ずっと落ちなかった体重がスルスルと落ちていったのです。

今回は、1日3食が本当に身体にとって必要なのか、なぜ3食が常識になったのか、そして本当に健康的な食事回数について徹底的に解説していきます。


1. 1日3食の習慣はいつから?

実は「1日3食をきちんと食べる」習慣が一般的になったのは、ここ数百年の話です。

  • 狩猟採集時代:人類は獲物が取れた時にしか食事ができませんでした。つまり、不規則かつ1〜2食が普通。
  • 産業革命以降:工場での労働時間に合わせて、朝・昼・晩と食事の時間が設定されたことで「1日3食」が定着。

つまり、1日3食は「体に良い」から広まったわけではなく、「社会の都合」で作られた食習慣なのです。


2. 人間の身体は1日3食に対応していない理由

人間の体は、1日3回も食事を必要としない仕組みになっています。

空腹に強い仕組み:

  • ケトン体代謝:空腹時、体は脂肪をエネルギー源として使うようになります。
  • オートファジー:空腹時に細胞の修復が活性化。老化防止や病気予防に効果的。

進化の過程で人類は「空腹に耐えられる体」を手に入れているのです。


3. 1日3食が引き起こす健康リスク

1. 消化器官への過剰な負担

常に消化している状態になるため内臓が休む時間がなく、胃腸のトラブルが起きやすくなります。

2. 血糖値の乱高下

1日3回食べると、そのたびに血糖値が上がりインスリンが分泌されます。 インスリンの過剰分泌は、糖尿病や肥満の原因になります。

3. オートファジーが働かない

細胞の修復やデトックス作用が抑制され、老化や病気のリスクが高まります。


4. 1日2食・1日1食が理にかなっている理由

● 1日2食のメリット

  • 空腹時間が確保され、内臓の負担が減少
  • 集中力・代謝アップ
  • 16時間断食(オートファジー活性化)との相性が良い

● 1日1食のメリット

  • 強力なオートファジー作用
  • 体重減少、代謝の最適化
  • 消化機能の効率化、慢性疲労の改善

実際に私も、1日1食または1.5食を半年以上実践し18kgの減量に成功しました。


5. 実践!3食からの脱却方法

● ステップ1:まずは朝食を抜く

朝を抜いて「昼と夜」の2食にするのがスタートとしては最も簡単。

● ステップ2:食事内容の見直し

  • 糖質を減らす(白米・パン・麺など)
  • タンパク質(魚・肉・卵)と良質な脂質(MCTオイル、オリーブオイルなど)を多く摂る

● ステップ3:水分補給を忘れない

  • 食事回数が減ると水分も減りがち。朝一番の水が特に重要。


6. 食事回数を減らすメリットと注意点

メリット

  • 体重減少
  • 胃腸が休まり、体が軽くなる
  • 脳が冴える
  • 睡眠の質が上がる

注意点

  • 最初は空腹がつらいことも
  • 成長期の子どもや妊娠中の女性には不向き
  • 糖尿病の人や持病がある人は必ず医師と相談


7. まとめ|本当に必要なのはあなたに合った食習慣

「1日3食が常識」という考え方は、現代においては必ずしも正解ではありません。

人間の身体は、むしろ1日1〜2食に適応しています。

とはいえ、食事の回数や内容はライフスタイルや体質によって変わってくるもの。

大切なのは、“世間の常識”ではなく、“自分の体の声”を聞くこと。

健康は情報50体感50

私が試して良かったと感じたのが、まさにこの1日1〜2食という食習慣。

誰かの常識ではなく、自分の体が喜ぶ選択をぜひ見つけてくださいね。

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